◆ 母の教え ◆
◆幼保の絆
・当法人では、仲町保育園と江戸川仲町幼稚園の二施設を運営しています。
基本的に、保育園では児童福祉を、幼稚園では幼児教育をその旨としています。
・「福祉」とは、welfareの訳語で「幸福」や「豊かさ」を意味する言葉です。
具体的には、いわゆる「福祉サービス」として提供されます。その主体となるものは
次ぎに掲げる4つに大別されます。
①公的部門
②民間営利部門
③民間非営利部門
④インフォーマル部門(個人をとりまく家族や親族、友人、近隣など)
・「教育」には、いろいろな定義の仕方がありますが、その実践の場から次の3つに
区分されます。
①学校教育
②社会教育
③家庭教育
・「福祉」と「教育」は、家庭や家族をそれぞれの重要な要素とする点において共通点を
有しています。これは、幼児・児童についても同様です。両者は互いに併存し、補完
しあう関係をなしています。
・仲町では、これらの福祉と教育とをつなぐ絆を、日々の原点としています。 それが、仏様の教え(仏教)です。
仏教は、慈悲(じひ)と智慧(ちえ)の両面から成り立ちます。慈悲の実践は福祉に、智
慧の研鑽は教育につながっていきます。
◆自立心とノノさま(仏様)
・元公立中学校校長の持留忠二氏は、「自立心を育てる10項目の勧め」として、子育て
のポイントを次のように掲げています。 自立心を育てる10項目の勧め ① 授乳時は、母は乳児の目を見よ ⑥けんかは、子供の学習と思え ②年齢相応に歩かせよ ⑦宗教的情操を育てよ ③我慢と汗の体験をさせよ ⑧失敗と軽い怪我は、良い体験と心得よ ④転んでも起こすな ⑨民話・読み聞かせを通して、対話せよ ⑤できるだけ本人にさせよ ⑩何でも食べさせよ |
ここに挙げられているように、「宗教的」な情緒は、家庭の温かい結び付きとともに、
こどもの心身の健全な発育を促す基盤をなしています。
・この点について、元高校教諭の詩人坂村真民氏は次の一文を遺しています。
「母の教え」 仏教の教えの根本は大悲である。大悲こそ世尊の教えの母体なのである。 そういうことを母は小さいわたしに、無言で教えてくれた。 わたしが今日信仰をしっかと持つことのできたのは、深く掘りさげてゆくといつ もここにやってくる。 わたしは世の若い母親たちに告げたい。それは幼い子になにを刻みつけて くれるかということを。つまり三つ子の魂のなかに、なにを注ぎ込んだかという ことを。 (『坂村真民一日一言』致知出版社より) |
・仲町では、仏教こそ福祉と教育、そして子育てをひとつに結ぶ絆であり、こどもたちを
自立に導く「道しるべ」であると考えています。
「夫妻」 坂村真民 美しい夫妻を見ると この世は美しいと思う 優しい夫妻に接すると この世は優しいと思う 悲しい夫妻に接すると この世は悲しいと思う できるだけこの世を 美しく優しく見よう 悲しい夫妻の上にも 神仏の恵みの 垂れ給うことを祈ろう (『詩集二度とない人生だから』サンマーク出版より) |
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